2014年5月20日 きりん座流星群が・・・

 今週末、きりん座流星群という全く新しい流星群の出現が予想されています。と言っても日本では条件がとても悪く、また欧米で騒動になっているほど流れないかもしれないなぁ・・・なんて思いまして、まぁ一般向けではないけども、という内容で、星ナビさんに記事を執筆しました。ところが、いつの間にかウェブでも要約されて公開Link されているではありませんか。一声かけてくれればいいのにー。ま、要約とは言え、せっかく読めるようになりましたから、よかったらお読みください。
 ちなみに渡部潤一先生も気になっているようで、こんな記事Link を執筆されておりました。
 いずれにしてもこういう予報は、いい方に外れると嬉しいですね!ちなみに私たちは、国内で「おこぼれ」が見られないか、確認観測をする予定です。

   

2014年4月13日 ぎっくり背中

 ぎっくり背中になってしまいました。腰も大変だけど背中も結構なもので、寝転がると、もう起き上がれません。結局この朝は、布団では寝られず、ソファーで寝ることしかできませんでした。体が弱っているなぁ・・・。
 夜には痛みも引いてきて、月食の電話取材を受けました。日本で皆既月食にならなくても、最近は話題になるんですねぇ。

2014年2月16日 オリンピックのカーリング

 昨日までの大雪の影響が残る中、雪かきなどして過ごしました。
 夜は、カーリングをテレビ観戦。日本女子は、スイスに無事快勝しました。Link ようやっと最後まで良い試合を見ることができたなぁ~と(ちなみにこんなページLink を作りながら日々観戦中)。

2014年2月15日 再びの大雪(チェリャビンスクから一年)

 昨日から再びの大雪に見舞われました。一週間のうちにこんなにまた積もるなんて。昨日の駅からの帰路なんかは、フィンランドに行った時を思い出す風景でした。
 さて、この日、出勤をしようと北府中まで出かけたところ、武蔵野線が30分以上の遅れとのこと。しばらく往生していると、南武線も稲城長沼から立川の間は止まっていることがアナウンス。中央線快速線も不通ということで、これは八方手ふさがり。連絡をしたところ、上司は無事出勤しており投影はなんとかなるとのことで、休ませていただきました。チェリャビンスクからちょうど1年の節目に解説するのを楽しみにしていたのですが、少々残念でした。
 さて、雪はやんだのに、夜になってBSの映りがよくありません。空を見るとオリオン座から西の空まではっきりと見えています(静止衛星はオリオン大星雲の辺りの高度)。そこでアンテナを見てみると、屋根からせり出した雪から大きな水滴が、受信機付近にボタボタと落ちていました。普段は雨樋があるので、ここに水滴は落ちないんですけどねぇ・・・。と言うことで、大きなビニール袋でアンテナと受信機全体を覆ったところ、無事電波状態が安定。前回の着雪に続いて、色々なことを経験しますね。

 

2014年2月8日 大雪

 今日は予報通りに大雪になりました。あっという間に15cmくらい積もってしまったので、一度雪かきをしたのですが、その後にもさらに15cmくらい積もってしまいました。うーん、いったいどのくらい積もったんだろう。屋根からも滑ってきたであろう雪も合わせて、我が家の物干しは50cm以上も雪が積もっています。東京の景色じゃないですねぇ。
 あと大変だったのは、BSアンテナ。さすがに雪が付着してしまい、何度も受信レベルが低下してしまいました。結局5回ほど雪を払いながら、オリンピック中継を見続けています。
 写真は、昼の雪かき前と雪かき後に再び積もった雪。変わらんなぁ。
大雪



 

2014年1月14日 父退院。

 元日に入院してしまった父が、ようやく退院しました。なかなか色々と大変な日々だったりしますが、色々な方に支えられて佐藤家はがんばっております。私のがんばりが一番足りないかも。
 まもなく満月となるであろう月が上ってくるところを見ました。そういえば先週は、半月前の月が沈むときを見ましたねぇ。

2014年1月3日 しぶんぎ群、活発。

 同好会メンバーで、伊東にやってきました。予報よりも天気がよく、ほぼ雲なく観測ができました。日が変わった後は、しぶんぎ座流星群の観測。今年は、とても活発な出現が見られました。1987年以来でしょうか。私の眼視観測中に、3個同時に群流星が出現したのは、まさに圧巻でした。このしぶんぎ座流星群、なかなかとらえどころがない流星群だったりします。なんとかそのしくみを解明したいですね。

2013年12月4日 アイソンチャレンジ2回目

 再びアイソン彗星の撮影にチャレンジ。今日はFASメンバーと遠征しました。天気やアイソン彗星が地平線から出てくる時刻など、作戦会議(夕食)でいろいろと検討した結果、伊豆方面に行くことにしました。しかし、残念ながらこの日もアイソン彗星は捕らえられませんでした。
 ということで、朝焼けの画像です。低空のもやがちょっと残念でした。しかし、アイソン彗星の出の時刻が一昨日よりも少し早まり、薄明の影響がうすれて、この日は低空まで星もよく写りました。確かにこの視野内に彗星が位置するのですけどね。300mmの画像にも、写っていませんでした。うーん、この空に尾が見えるはずだったんですねー。残念。
アイソン彗星のいるはずの空


 さて駐車場では、偶然の出会いが。2004年の春に、やはり伊豆で彗星(リニアー彗星Linkブラッドフィールド彗星Link )を見たときにご一緒した方と再会!このようなこともあるんですね。おでん、おいしかったです。ありがとうございました。

   

2013年12月2日 アイソン見えず

 どうやらグズグズに崩れてしまったアイソン彗星。それでもダストの広がりは存在するはずだと考え、明けて3日の朝方、伊豆方面まで撮影に出かけました。ラブジョイ彗星、リニアー彗星と撮影されるなか、いよいよアイソン彗星にカメラを向けます。が、しかし・・・。夜明けが始まった後に、上ってくるアイソン彗星は、全くその存在が写りませんでした。まぁ低空で薄明が始まっていて、条件はとても悪かったわけですが・・・。
 ということで、画像は朝焼けに向かってアイソン彗星の確認にいそしむ風景でした。
12月3日の明け方



   

2013年12月1日 チャレンジ観察会2日目

 昨日に続いて、チャレンジ観察会。位置は太陽から少し離れて、望遠鏡の視野の中も随分と青空に見えるようになりました。これならば、-2等くらいあれば楽に見えたでしょうねぇ。しかし、SOHOの画像では、本当に淡くなってしまいました。
 この日は、プラネタリウムの特別投影も担当。なんだか「残念ですねぇ」というムード一色の45分間となってしまいました。まぁ、こういうことも起こるんだということを本当に目の当たりにした、貴重な日々となりました。

   

2013年11月30日 チャレンジ観察会!

 今日は、科学館にてアイソン彗星にチャレンジ!という昼間の特別観察会を開催しました。空は澄んだ青空。金星ほどに明るければ、十分に見える条件でしたが・・・やはりその姿は見られませんでした。報道もしっかりされたようで、「アイソン彗星の方向に『向いている』望遠鏡です」とご案内すると、みなさん笑っていただけました。とは言っても、確かに見えないことを確かめに来た方もそれないりにいらっしゃいまして、とても有意義な観察会でした。
 そしてSOHOの画像では、随分と淡く広がってしまいましたねぇ。これは崩壊ですなぁ。

   

2013年11月29日 アイソン、近日点を「通過」

 アイソン彗星が、明け方の3時37分に近日点を通過しました。今朝から「アイソン彗星消滅」などの報道が多かったのですが、SOHOの画像を見ていた私には「???」でした。なんだったんだろうなぁ。
 ということで、科学館にも問合せが多かったみたいです。15時の投影でSOHOの画像をお見せして「生き残ってます」と言ったらとても盛り上がりました。まぁやせ細りましたけど、まだまだ目が離せないです。と言うことで、明日は昼間のチャレンジ観察会です。
 夜は渋谷のプラネタリウム生解説を見てきました。楽しい夜となりました。明日もがんばろっと。

     

2013年11月5日 見えた!アイソン彗星

 変則的なお休みになってしまったので、火曜日の夜からアイソン彗星を初めとする4彗星を見るべく、富士山方面に遠征しましてきました。当初予定していた富士山の西側の観測地では雲がやってきてしまったので、河口湖近くまで戻っての観測になりました。
 さて、まずはラブジョイ彗星。こちらは、なんとファインダーで見えるほどに明るくなっています。もう少しすると肉眼でも見えそうなくらいでした。写真でも、とーーっても明るく写っていました。
 ようやくアイソン彗星が上ってきたころ、雲も一緒に増えてきました。これはマズイ・・・と思っていたのですが、まもなくしてまずはデジカメで捉え始めました。でも像はとーっても淡いんです。高度が上がってきて、ようやく尾ものびて写るようになってきました。この頃、ようやく眼視で確認。12cm反射(30年もの!)で、淡い彗星像を見ることができました。この後、さてどこまで明るくなるでしょうか。
 その後雲が覆ってしまったので、エンケ彗星とリニアー彗星は見られずじまい。一晩で4彗星の記録は残念ながら達成できませんでした(これまでは、3彗星が3回くらいかなぁ・・・)。
 写真は、アイソン彗星とラブジョイ彗星です。地球に近いこともあって、ラブジョイ彗星が立派です(空の条件が良い影響も多少ありますね)。
2彗星



   

2013年10月31日 星空年鑑

 たまにちょっと宣伝。アストロアーツさんから先頃発売された「アストロガイド・星空年鑑2014」の付録のDVDに関わりました。「アイソン彗星」「皆既月食」「はやぶさ2」のシナリオを書いています。
 それから……驚くことに解説ナレーションも、恥ずかしながら喋っております。立ち読みでも・・・といかないのがつらいところですが、もしよかったら聴いてみてください(と言いつつも、やっぱり恥ずかしいのですが)。
 ●星空年鑑の詳しくはこちら(アストロアーツの紹介サイトへ)Link

   

2013年10月30日 かわむらさん

 星ナビLink さんでお世話になった、かわむらさんのお疲れ様会に行ってきました。先頃より星の手帖社Link で働いておられるとのことでした。当方の原稿を担当されることも多く、内容に対して鋭いご指摘をたくさんいただきました。これからもどうぞ、よろしくお願い致します。
 さて、この日は色々な方とお話をしましたが、みなさん、アイソン彗星に対して悲観的になりすぎだ!とちょっと思ったり。いまだマイナス17等級くらいになるのでは?と思っている私なのでした。だって、可能性は十分にあるんだから、それくらい明るくなることを想定して準備しないと、みんな慌てますよ~(一応、9月に当会会誌にて予想した通りに明るくなっていると思っている私・・・)。

     

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