[カテゴリ: 宇宙開発・人工天体] エントリー: 2017-01-28
久々に、国際宇宙ステーション(ISS)の撮影にのぞみました。
オリオン座付近を右(南)から左(東)に移動していきました。金星よりは暗かったものの、結構明るく輝きました。(※左側で点滅しながら移動しているのは、ちょうど交差するように飛行して見えた飛行機の軌跡です。)
さて、ずーっと露出をしていると、宇宙ステーションの軌跡が線状に写りそうですが、実は市街地では空がものすごく明るく写ってしまいます。
そこで、数秒の露出を繰り返して、後で比較明合成などを施すわけですが、どうしてもコマとコマの間が生じてしまい少し途切れた線になって写るのが気になっていました。そこで前々から考えていたカメラのライトトレイル機能を使用してみました。露光しながら比較明合成ができるので、普段は車のライトの移動や花火などに使用すると効果的の機能なのですが、明るい移動天体のISSにはもってこいでした。力強い光で移動していく様子をうまく表現できたのではないかと思います。
ちなみに、こうのとり(HTV-6)には気付きませんでした。3分くらい前に通過していたみたいでした。
posted by 怪鳥
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